スクリーニング結果画面で関数を利用する(3)
『会社四季報CD‐ROM』編集部です。
「スクリーニング結果画面で関数を利用する(2)」の続きです。スクリーニング結果画面で関数「IF」を使って、連結ベースの数値を優先した当期利益の全社分データを表示してみます。
「スクリーニング結果画面で関数を利用する(2)」では、四季報予想の連結ベースの今期予想売上高と単独ベースの今期予想売上高を表示するスクリーニングを用意し、1社だけ四季報画面のように連結ベースと単独ベースの数値を同じセルに表示する「IF」関数を作成しました。これをExcelのように最終行まで、コピーできればダウンロード・財務データの会社発表予想と比較したり、全社を対象にしたスクリーニングを行えます。
2010年1集で、最終行まで関数をコピーする「連続コピー」機能を追加しましたので、それを利用して全社分のデータを表示します。
では、表示してみます。
- まず、連結ベースの今期予想当期利益と単独ベースの今期予想当期利益を表示するスクリーニングを用意し、その結果を全社で表示しました。
- F列を利用したいので、F列のセル幅を広くしました。
- 2行目のF列をクリックした後、画面上部のトグルからIFを選択します。セルに「=IF()」が入力されました。
- セルの式に「=IF(D2<>"-",D2,E2)」と入力すると、表示されている数値は「1,500」と連結ベースの数値が表示されました(ここまでは、「スクリーニング結果画面で関数を利用する(2)」で説明した手順です)。
- そのセルを選択した状態で、メニューバーの「編集」の「連続コピー」を選択します。
- 最終行まで「IF」関数がコピーされました。
セルの式は「=IF(D3744<>"-",D3744,E3744)」とセルに対応しており、F列に表示されている数値は「2,000」と連結ベースの数値が表示されました。
【ポイント】
- これを応用すれば、例えば設備投資の今期予定額について、データがあれば予定額を、ない場合は前期の実績値を表示するといったことも可能です。
- 説明では「IF」関数は1つだけですが、「IF(D2<>"-",D2,IF(E2<>"-",E2,F2))」と複数利用することも可能です。
- 変則決算会社を含めたい場合は、「スクリーニング条件の設定」画面の「オプション」ボタンをクリックして、変則決算会社の処理方法を「スクリーニングの検索対象に含める」を選択してください。
いかがでしょうか?「連続コピー」を利用すれば、スクリーニング結果画面上でいろいろなことができると思います。ただ、結果画面上でいろいろ数値を作成できても、それをスクリーニングに利用できなれば意味がありません。次回はこの結果を保存し、会社発表予想と比較する条件を作成してみたいと思います。
(編集部O)





コメント