2009年7月17日 (金)

設備投資を積極的に行っているが時価総額が減少している会社のスクリーニング

『会社四季報CD‐ROM』編集部です。

日経平均はは6月12日に10,170円まで上昇しましたが、7月13日には、9,050円まで下落し、昨日は9,400円を超えるというように、上下に大きく動いています。
こんな時は、基本に戻ったスクリーニングが意外と威力を発揮するかもしれません。

そこで、今日は設備投資を積極的に行っているが時価総額が減少している会社のスクリーニングをご紹介いたします。

まずは結果をご覧ください。

2009_7_4_1

※設備投資を積極的に行っているが時価総額が減少している会社のスクリーニング。最新時価総額は2009年7月10日時点。2009年3集夏号を使用。

これまでは、「では、作り方をご説明します」と、以下に手順を示していましたが、今日から私が作成したスクリーニング条件をアップすることにしました。練習で作成されたい方は、以前の投稿で作成してみてください。これからは、ポイントを説明したいと思います。

ファイルは以下のリンクをクリックして保存してください。保存後、会社四季報CD‐ROMを起動し、インポートしてください。インポートの方法は、ユーザーズガイドや「スクリーニング条件のインポート方法」をご覧ください。

20090717BlogSc.tksをダウンロード

まず、作成した条件は以下の通りです。

No. 条件式名 条件式内容 演算子 条件値
  コード [コード]    
  会社名 [会社名]    
1 今期決算期 [設備投資等・決算期(0)] >= 200908
2 時価総額増減率(%) [DL・週足時価総額]/[期末時価総額(-1)]*100-100 < 0
3 今期設備投資額増加率(%) [設備投資額(0)]/[設備投資額(-1)]*100-100 >= 5
4 前期設備投資額増加率(%) [設備投資額(-1)]/[設備投資額(-2)]*100-100    
5 今期設備投資予定額 [設備投資額(0)] > 1000
6 今期予定減価償却費 [減価償却費(0)] > 0
7 前期設備投資額 [設備投資額(-1)] > 1000
8 前期減価償却費 [減価償却費(-1)] > 0
9 直近時価総額 [DL・週足時価総額]    
10 期末時価総額 [期末時価総額(-1)]    
11 今期の設備投資が減価償却費を上回っているか [設備投資額(0)]-[減価償却費(0)] > 0
12 前期の設備投資が減価償却費を上回っているか [設備投資額(-1)]-[減価償却費(-1)] > 0

●スクリーニング条件作成のポイント

  • No.1は、決算期に200908以降のものを指定しています。これは、あまり最近の予定額を対象にしても意味合いが薄いと判断したためです。また、このようにすると決算期を条件値として指定できます。
     
  • No.3は今期予定額が5%以上増加している会社を抽出する条件です。5%は私がとりあえず指定した率です。増加率の計算式については、この記事を参考にしてください。
     
  • No.5とNo.7では、設備投資額が10億円以上という条件をつけました。あまり小さな会社を対象にしても意味合いが薄いと判断したためです。
     
  • No.11とNo.12で、設備投資額が減価償却費を上回っているかを判定しています。上回っている会社を、「設備投資を積極的に行っている会社」とみなしています。
    また、判定条件ですので、結果画面には表示しないようにしています

以上がポイントです。このポイントから分かるとおり、設備投資額を10億円以上の会社、今期予定額が5%以上増加している会社に限定しているなど、私の判断で条件をとつけています。
この加えた条件が必要なのかの判断は人それぞれですので、これが正解というものはありません。この条件で抽出された会社を買えば、必ず儲かるというわけではございませんので、ご注意ください。

(編集部O)

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