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2009年5月12日 (火)

株主持分に対して、繰延税金資産がどの程度あるかを計算する方法

『会社四季報CD‐ROM』編集部です。

2009年3月期の決算では、繰延税金資産を取り崩す会社が話題になりました。
繰延税金資産は、将来収益を見込んで貸借対照表に計上するものですので、将来収益が見直されれば、取り崩す必要がでてきます。
繰延税金資産の取り崩しは当期利益に対して減益要因となりますので、要注意です。
そこで、株主持分に対して、繰延税金資産がどの程度あるかを計算する方法をご紹介いたします。

まずは結果をご覧ください。

2009_5_1_1_2

※株主持分に比較して、繰延税金資産がどの程度あるかを計算するスクリーニング。最新財務データは2009年5月7日時点。2009年2集春号を使用。

では、作り方をご説明します。

  1. 検索パレットの「スクリーニング」をクリックします。
      
  2. 「スクリーニング条件一覧」を表示して、「新規作成」をクリックします。
      
  3. 「スクリーニング条件の選択」画面で「条件式追加(A)」をクリックします。
      
  4. 「スクリーニング条件式の設定」画面が開きます。
    続いて、「ダウンロード・財務データ」→「DL・決算期」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。条件式名を「前期決算期」と修正したら、「OK」をクリックして前の画面に戻ります。

    2009_5_1_2

  5. 「No.」の「2」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
    「ダウンロード・財務データ」→「DL・当期利益」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。条件式名を「前期当期利益」と修正したら、「OK」をクリックして前の画面に戻ります。

    2009_5_1_3

  6. 「No.」の「3」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
    「ダウンロード・財務データ」→「DL・当期利益」→「今期本決算予想(0)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。条件式名を「今期当期利益」と修正したら、「OK」をクリックして前の画面に戻ります。

    2009_5_1_4_2

  7. 「No.」の「4」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
    「ダウンロード・財務データ」→「DL・繰延税金資産」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。次に「ダウンロード・財務データ」→「DL・株主持分」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
    条件式内容に「[DL・繰延税金資産(-1)]+[DL・株主持分(-1)]」と入力されていますので「[DL・繰延税金資産(-1)]/[DL・株主持分(-1)]*100」と修正します。条件式名を「前期税金資産比率(%)」と修正したら、「OK」をクリックして前の画面に戻ります。

    2009_5_1_5_2

  8. 「No.」の「5」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
    「ダウンロード・財務データ」→「DL・繰延税金資産」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。次に下に表示されている「2期前本決算(-2)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。もう一度「2期前本決算(-2)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
    条件式内容に「[DL・繰延税金資産(-1)]+[DL・繰延税金資産(-2)]+[DL・繰延税金資産(-2)]」と入力されていますので「([DL・繰延税金資産(-1)]-[DL・繰延税金資産(-2)])/[DL・繰延税金資産(-2)]*100」と修正します。条件式名を「前期繰延税金資産増減率(%)」と修正したら、「OK」をクリックして前の画面に戻ります。

    2009_5_1_6

  9. 「No.」の「6」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
    「ダウンロード・財務データ」→「DL・繰延税金資産」→「2期前本決算(-2)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。次に「ダウンロード・財務データ」→「DL・株主持分」→「2期前本決算(-2)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
    条件式内容に「[DL・繰延税金資産(-2)]+[DL・株主持分(-2)]」と入力されていますので「[DL・繰延税金資産(-2)]/[DL・株主持分(-2)]*100」と修正します。条件式名を「2期前税金資産比率(%)」と修正したら、「OK」をクリックして前の画面に戻ります。

    2009_5_1_7 

  10. 「オプション(O)」をクリックし、第1キーで「前期税金資産比率(%)」を選び、「降順」にします。

    2009_5_1_8 

  11. 「件数検索」をクリックすると該当件数が表示されます。続いて「表示(V)」をクリックします。
     
  12. 「対象会社指定」画面で「既存グループ」→「業種(大分類)」→「全社」を選び「表示(V)」をクリックすると結果が表示されます。

この記事を書いてから、Googleで「繰延税金資産 比率」と検索したところ、弊社東洋経済オンラインで同じような記事があることに気がつきました。
こちらも参考にされ、最新のデータでスクリーニングしてみてください。5月21日のデータ更新で3月決算会社の財務データはほとんどの会社が更新されますので、それ以降に実行するといいかもしれません。

(編集部O)

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