2008年2月20日 (水)

なぜ、スクリーニング結果などをエクセルにコピーできないかご説明します

『会社四季報CD‐ROM』編集部です。

先日、「エクセルへのコピーについて」コメントをいただきました。

申し訳ございませんが、リニューアル後もエクセルへのコピーはこれまでと同じようにできません。

このご質問はサポート・デスクにも多数いただいています。
まずサポート・デスクからその都度、ご回答している文章をご覧ください。

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『会社四季報CD-ROM』のスクリーニング機能は豊富ですが、抽出したデータを外部に書き出すことにつきましてはかなり厳しく制限させていただいております。

誠に申し訳ありませんが『会社四季報CD-ROM』のデータはごく一部の会社基本データを除いて外部のファイルに書き出したりコピー&ペーストが出来ない仕様になっております。また、『会社四季報CD-ROM』でのデータ書き出しにつきまして個々の会社の詳細財務データやスクリーニング結果等を外部のファイルにコピー可能にする予定は現在のところございません。

『会社四季報CD-ROM』には膨大な財務・会社情報が収録されておりますが、そのデータ収集には大変なコストと手間を投入しております。そしてこれらのデータは企業・専門機関向けにデータ販売されており弊社の重要な収益源となっています。そのためデータ著作権等知的財産権を保護する目的で外部への書き出しを制限させていただいているものです。

こうした制限は同様なデータ営業をされている同業他社でも実施しておりますのでお調べ下さい。

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ここにも書かれていますが、企業情報のデータ作成は非常にコストがかかります。

弊社を含めたデータ作成会社は、一般に銀行や証券会社などの金融機関、情報ベンダー(ロイターやブルームバーグなど)、ポータルサイト(Yahoo!など)などに販売することで資金を回収しています。

現在、財務データ一つみても他社で『会社四季報CD‐ROM』程度の値段での提供サービスはないはずですが、それはデータ作成コストが賄えなくなる恐れがあるからです。

このため、詳細な上場企業データはプロにしか提供されない時代が長く続いていました。

しかし、個人投資家の皆さんとともに歩んでいる弊社がこれではいけないと、豊富な上場企業データを個人の方にもお使いいただけるように1996年に発売したのが『会社四季報CD‐ROM』です。これだけのデータを収録している商品をこの価格で発売することは、現在のデータビジネスの常識ではありえません。

データを無条件にコピーできるようになることは皆さんにとっては望ましいことでしょうが、これをすることによりデータ作成コストを回収できない事態に陥る危険性があり、
正確な上場企業データをできるだけ安価に提供するという弊社の使命を果たせなくなる恐れがあります。

こうした理由のため現状では、コピーができないというのは外せないという認識でいます。

ただ、時代はどんどん変化しています。
ITの技術もどんどん進歩し、数年前までは一部の人にしかできなかったことが誰にでもできるようになってきました(弊社にとっては悩ましいところですが)。

また、XBRLなどで財務データの作成コストも劇的に下がることが予想されます。
こうした環境の変化で、また状況は変わってくるかもしれません。

(編集部K)

2009年11月 修正 (編集部O)

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なぜ、スクリーニング結果などをエクセルにコピーできないかご説明しますを参照しているブログ:

コメント

自分が調べたい条件でデータを加工したいのだが、
出来ないので一度は購入したが、使用に耐えないのでやめました。

誰かが、四季報をエクセルデータ形式で入力したものを販売していないのか?調査中。

自由に各自でデータ式を入力できるような仕組みを作ってもらえないとユーザーのニーズは満たされない。

四季報の会社には期待していないけどね。

購入者様

ご意見ありがとうございます。

注意書きについてですが、ケース裏の「データの書き出しが可能なのは、証券コード、社名等15項目です。」とエクセルなどで使用できない旨を記載しておりますが、表現を分かりやすくし、目立たせることができないか考えてみます。

本日購入しましたが,エクセル等に落とせないことを知り本当にがっかりました。
購入する前に知っていれば,購入しませんでした。
御社の上記主張も理解できますが,ユーザは,値段よりデータの利便性を重視してCD-ROM版も購入しているのですから,値段を理由に利便性を大いに損なうような方向で販売されておられることは非常に残念です。


また,仮にコピーできないのでしたら,このようなデータ検索結果は,基本的にコピーできないことの方が稀なのですから,せめてケースに記載していただきたかった。
ケースには,「会社分析を強力にサポート」「株式投資はもちろん,経営分析・・などはばひろくご利用」「豊富なデータを使ってあらゆる角度から分析できます」等の記載があるのみで,どこにも「コピーできない」との記載はありません。
説明書の中に記載されていても,購入後にしか読めません。
購入の動機に大きく影響するところですから,事前に商品外観に分かるように記載していただきたかった。

御社のデータを毎期活用させていただいており本当に感謝しております。
しかし,コピーできないことは,本当に本当に失望したことを改めてお伝えさせていただきます。

ヤフーファイナンス財務データ取得ソフトや、
SBI四季報情報取得ソフトが広く普及すれば
実質無料で使える日が来ると思います。

是非それまでに、CD-ROM情報をエクセルに
コピーできるようにして欲しいです。

もっと使いやすくしてくれればデータコピー不可でも問題ない

いまは見にくいし使いにくい

こまるさん。コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、『会社四季報』の情報をネットで見ることに抵抗のない方であれば、ネット証券のサービスで十分だと思います。
ネット証券は簡単なスクリーニングも充実していますの目的に応じて有料情報と使い分けるのがよろしいのではないでしょうか。

ちなみに、最新の企業情報もご覧になりたいという方にお薦めなのが
東洋経済オンラインです。
http://www.toyokeizai.net/
12カ月1万円のアドバンスト会員なら、最新のデータも更新されていまして、かなりお得だと思います。

他のご質問については、この記事アップ以降、状況は変わっていませんのでご了承ください。

データをコピーしてお使いになりたい方のサービスにつきましては、以下の記事に書いています。ご参考になさってください。
http://shikihocd-blog.toyokeizai.co.jp/2008/02/post-b6e2.html

今後も『会社四季報CD‐ROM』をよろしくお願いします。

スクリーニングの結果をエクセルに貼り付けられないのでそもそも会社四季報CD-ROMはほとんど購入しません。四季報データならネット証券のアカウントからいつでも見れるからです。
今回リーマンの破綻で調べたいことがあったので4年ぶりに購入してみました。
条件設定などデータベースの基本を知らないと難しいのは相変わらず、データコピーも出来ないのでいらいらしました。
もし個人ユーザーにコピーペーストを認めたら会社四季報CD-ROMの定期購読者は100倍に増えると思います。
推定売り上げ5000部から50万部へ
そのときの利益と現在の売り上げを比較して、今後データー抽出を認めるかどうかをご検討ください。

結局はインターフェースの問題ではないのですか?スプレッドシート風のインターフェースを用意してあげれば、ここに来ている要求だけしている不思議な方たちも黙るのでは?そしてそちらのほうをエクセルと同じくらいの値段で売れば問題なしw

阿呆の自己中意見は無視しろ。そもそもこの程度の金額を投資できない貧乏な餓鬼に株式投資などする資格なし!。まあせいぜい『無知な人のがんばり』とかほざく馬鹿はネットでがむばってくれ。

コピーコントロールCDを導入したある会社の売り上げは、導入前後で20%の減少が見られたそうです。導入目的である「不正コピー防止による正規版購入の促進」は、達成できたどころか逆の結果になってしまったわけです。世間の反感もあり、今ではほとんどのメーカーが撤退しています。
結局はユーザーの立場に立った考え方が、メーカーとユーザー両方の利益になるのではないかと思います。
エクセルにデータを打ち込むのが大変なので、数字の部分だけでもコピーできるといいんですけど。

音楽CDが無料ダウンロードのため業界が崩壊寸前に陥ってることは存じております。
別に必ずしもエクセルで使える必要はないのですが、スクリーニング結果を四季報の特定のファイルでも良いので何らかの形で個人で編集できるようになれば後々楽だな~と思ったまでです。
今はスクリーニング後、毎回プリントアウトしているため使い勝手が悪く感じてしまうのが惜しまれただけです。

あと、もし許されるなら紙面版の業界ごとの数値や特集が見れると嬉しいですね。

コピーさせないことが利益を守ることだと思ってることが愚かしい。音楽の場合を考えてもそんなことは起きていない。ネット上に無料のコピーがあるせいで音楽を聴く層が広がっている。四季報の使い勝手を良くすれば大きなビジネスチャンスがあると思うが、株主でもないのでどうでもいい。無知な人のがんばりのおかげで多くの人の便益が損なわれている。おつかれさまです!

難しい問題だとは思いますが、このことは利用者として常に不満に思っています。

外部への書き出しが出来ないなら逆に、利用者の活用しているデータを取り込んで、そのデータもスクリーニングの対象と出来れば不満もほぼ解消するのですが・・・