2007年6月28日 (木)

企業年金連合会から取締役再任を反対された(?)会社のスクリーニング

『会社四季報CD‐ROM』編集部です。

 

国内最大級の機関投資家といわれる
企業年金連合会のコーポレート・ガバナンス原則には
「3年間ROEが8%を下回る会社の取締役再任には反対する」
と書かれています。

この企業年金連合会の2007年6月株主総会の議決権行使結果が発表されました。
http://www.pfa.or.jp/top/jigyou/pdf/gov_inhouse19_6.pdf

 

 

これを見ると、このROE基準に抵触した企業は271社あったようです。
このうち納得いく説明などがあった場合を除いて取締役選任議案に反対したようです。

M&Aなどが活発化し、安定株主としての年金はますます重要度が増しています。
各企業はこうしたROE基準が本格化することにかなりの脅威を感じているのではないでしょうか。

ただ、こうした圧力が低いといわれる日本のROEの向上につながるのかもしれません。
 

さて、今日は年金に組み入れられることの多い時価総額が高い銘柄(一例として1000億円以上)でROEが3期連続8%を下回る会社をスクリーニングしてみます。

実際に企業年金連合会から役員再任を反対された会社もこの中にあったと思われます。

まずは結果をご覧ください。

20070628_out
※ROEが3期連続8%以下の会社を期末
時価総額が高い順に30社掲載。2007年3集夏号を使用。画像をクリックすると拡大します

 

では、このスクリーニングの作り方をご紹介します。

  1. 「スクリーニング」ボタンをクリックします。
     
  2. 「スクリーニング条件の選択」から「新規(N)」をクリックします。
     
  3. 「条件式追加(A)」をクリックします。
     
  4. 「一般連結・財務指標等」→「連・ROE・平均(%)」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。

    演算子を「<=」、条件値を「8」にして「OK」をクリックします。

    20070628_1

  5. 「No.」の「2」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。

    「一般連結・財務指標等」→「連・ROE・平均(%)」→「2期前本決算(-2)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。

    演算子を「<=」、条件値を「8」にして「OK」をクリックします。

    20070628_2

  6. 「No.」の「3」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
     
    「一般連結・財務指標等」→「連・ROE・平均(%)」→「3期前本決算(-3)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
     
    演算子を「<=」、条件値を「8」にして「OK」をクリックします。

    20070628_3

  7. 「No.」の「4」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
     
    「株価関連」→「期末時価総額」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
     
    演算子を「>=」、条件値を「100000」にして「OK」をクリックします。

    20070628_4
    ※期末時価総額が1000億円以上の会社を表示します

  8. 「オプション(O)」をクリックし、第1キーで期末時価総額(-1)を選び、「降順」にします。

    20070628_opt

  9. 「件数検索」をクリックすると該当件数が表示されます。続いて「表示(V)」をクリックします。
     
  10. 「対象会社指定」画面で「既存グループ」→「業種(大分類)」→「全社」を選び「表示(V)」をクリックすると結果が表示されます。

●ワンポイント
時価総額は期末時点の数字を収録しています。定点観測するのに便利な数字です。

(『会社四季報CD‐ROM』編集部 岸本)

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