『会社四季報CD‐ROM』編集部です。
今号から、『会社四季報CD‐ROM』に『会社四季報プロ500』のグループ情報を収録しています。
これにあわせて、『会社四季報CD‐ROM』、『会社四季報プロ500』の両編集部がより連携を深めていくことにしました。
ユーザー、読者の皆様にお役に立つような情報をこのブログでもご提供していきます。
今日は、『会社四季報プロ500』2006年秋号29ページでご紹介している「低PER、低PBRの銘柄」のスクリーニングをご紹介します。
なお、このスクリーニングでは「予想1株益が増益」という条件も付け加えます。
では、作り方をご説明します。
- 「スクリーニング」ボタンをクリックします。
- 「スクリーニング条件の選択」から「新規(N)」をクリックします。
- 「条件式追加(A)」をクリックします。
- 「ダウンロード株価データ」→「DL・日足終値(円)」→「直近DL(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
※下にある「株価関連」→「日足・終値(円)」ではありません。こちらを使うと四季報誌面に掲載している時点の株価になりますのでご注意ください。
「主要項目」→「連・1株益(円)」→「今期本決算予想(0)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
条件式内容の「+」を「/」に修正します。条件式名を「最新・連結予想PER(倍)」に修正し、「OK」をクリックします。 - 「No.」の「2」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
「ダウンロード株価データ」→「DL・日足終値(円)」→「直近DL(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
続いて、「主要項目」→「連・1株当り株主資本(円)」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
※会社四季報画面では「1株純資産」と表示されています。
条件式内容の「+」を「/」に修正します。
条件式名を「連結PBR(倍)」に修正し、演算子を「<」、条件値を「1.5」にして、「OK」をクリックします。 - 「No.」の「3」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
「ダウンロード株価データ」→「DL・日足終値(円)」→「直近DL(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
演算子を「>」、条件値を「0」にして、「OK」をクリックします。 - 「No.」の「4」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
「主要項目」→「連・1株益(円)」→「今期本決算予想(0)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
演算子を「>」、条件値を「0」にして、「OK」をクリックします。 - 「No.」の「5」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
「主要項目」→「連・1株当り株主資本(円)」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
演算子を「>」、条件値を「0」にして、「OK」をクリックします。 - 「No.」の「6」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。
「主要項目」→「連・1株益(円)」→「今期本決算予想(0)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
続いて、同じ(「主要項目」→「連・1株益(円)」)から「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
条件式内容の「+」を「/」に修正します。最後に「*100-100」を追加します。
条件式名を「連・1株益増減率(%)」に修正し、演算子を「>」、条件値を「0」にして、「OK」をクリックします。 - 「オプション(O)」をクリックし、第1キーで「最新・連結予想PER(倍)」を選びます。
- 「件数検索」をクリックすると該当件数が表示されます。続いて「表示(V)」をクリックします。
- 「対象会社指定」画面で「既存グループ」→「会社四季報プロ500」からお好きなグループを選び「表示(V)」をクリックします。
※全社表示したい場合は、「既存グループ」→「業種(大分類)」→「全社」を選び「表示(V)」をクリックします。
※「同じ社内でも、あまり交流がない」。こういうことって皆さんにもご経験があると思います。実は、『会社四季報CD‐ROM』編集部と『会社四季報プロ500』編集部もこれまではそうでした。
ただ、東洋経済の強みは豊富なデータです。
遅まきながら、「連携しなければもったいないじゃないか」ということになりました。
(もっと早くしろというご批判も受けそうですが・・・)
今後は、雑誌と連動した企画をどんどんご紹介していきます。
明日は、もう一つの「経常増益率の高い銘柄」のスクリーニングをご紹介します。
その後、来週くらいに、最低購入額、信用取組、予想PER、企業価値倍率などのスクリーニングをご紹介します。
『会社四季報CD‐ROM』は、株価などのデータが日々更新されますので、こうした指標の最新の数値がすぐにわかります。
誌面で気になった銘柄の日々のチェックはこの『会社四季報CD‐ROM』にお任せください。
他社の投資雑誌では絶対マネできない東洋経済ならではの連携企画。ぜひご活用ください。
さて、『会社四季報プロ500』の読者の皆さんの中にはこのブログを初めてご覧になる方も多いと思います。
「スクリーニングって何か難しそう」。
そう思っている方も、このブログなどをご覧になりながら、チャレンジしてみてください。
ひょっとすると、自分で銘柄を見つける楽しさに目覚めるかもしれません。
今後ともよろしくお願いします。
※明日は、「経常増益率の高い銘柄」のスクリーニングをご紹介します。
本日と明日のスクリーニング条件ファイルも一緒にご提供する予定です。
(『会社四季報CD‐ROM』編集部 岸本)
こんにちは。
ファンです。CD-ROM四季報は毎号欠かさず購入しています。
条件式をエクスポートしてこのページにアップロードしていただくことは不可能でしょうか。
お願いします。