2006年1月12日 (木)

ROE3期連続20%以上のスクリーニング

『会社四季報CD‐ROM』編集部です。

先週、ご紹介したROEですが、1期だけの数字ではなかなか株式投資には使いにくいと思います。
そこで、今回はROEが安定的に好調な会社をスクリーニングしてみましょう。
まず、ROE20%以上を3期続けている会社の一部をご覧ください。
(今回はサービスで20社ご紹介します)

20060112_out_1

※2006年1集新春号を使用

では、作り方をご説明します。

1 過去3期分のROEを表示します。

  • 「一般連結・財務指標等」→「連・ROE・平均(%)」→「前期本決算(-1)」を追加します。演算子を「>=」、条件値を「20」にして、「OK」を押します。
  • 「一般連結・財務指標等」→「連・ROE・平均(%)」→「2期前本決算(-2)」を追加します。演算子を「>=」、条件値を「20」にして、「OK」を押します。
  • 「一般連結・財務指標等」→「連・ROE・平均(%)」→「3期前本決算(-3)」を追加します。演算子を「>=」、条件値を「20」にして、「OK」を押します。

    20060112_1

    ※「平均」というのは、株主資本を前期と2期前の期末数字の平均値で計算しているということです。ROEの分母である当期利益は損益計算書の数字で1年間で得た利益です。株主資本は貸借対照表の数字で期末時点のため、前の期と平均をとって計算するのが正しいとされます。

2 予想ROEの条件式を作ります

  • 「主要項目」→「連・当期利益」→「今期本決算予想(0)」を追加します。
  • 「主要項目」→「連・株主資本」→「前期本決算(-1)」を追加します
  • 条件式内容の「+」を「/」に修正します。式の最後に、「*100」を追加します。条件式名の「連・当期利益(0)」を「予想ROE(%)」に修正して「OK」を押します。

    20060112_2

※予想ROEの株主資本は直近の数字だけで計算します。

3 その他の条件式を設定します

  • 「主要項目」→「連・当期利益」→「今期本決算予想(0)」を追加して「OK」を押します。
  • 「主要項目」→「連・株主資本」→「前期本決算(-1)」を追加して「OK」を押します。
  • 「主要項目」→「連結・決算期」→「今期本決算予想(0)」を追加して「OK」を押します。

    20060112_3

4 結果を表示します

  • 「件数検索」を押すと該当件数が表示されます。
    35社該当がありました。


    20060112_4

  • 続いて「表示(V)」を押すと、「対象会社指定」画面になります。
  • 「既存グループ」→「業種(大分類)」→「全社」を選び「表示(V)」を押します。
  • 「表示社数の選択」画面で「OK」を押すと、結果が表示されます。

●ワンポイント
高水準のROEを持続させるのは難しいことです。利益をあげるほど分母の株主資本も増加していくからです。高ROEを持続するためには利益の増加だけでなく自社株買いなどで株主資本を減少させることも効果的です。

※さらに長期のROEを見るために
『会社四季報CD‐ROM』を使えば平均のROEで実績9期分を見ることができます。
そのうちご紹介したいと思いますが、皆さんも考えてみてください。

(『会社四季報CD‐ROM』編集部 岸本)

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