ROEのスクリーニング
新年あけましておめでとうございます。
『会社四季報CD‐ROM』編集部の岸本です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
今回はROEのスクリーニングをご紹介します。
ROEは当期利益÷株主資本で算出します。
数字が高いほど株主から預かっている株主資本を効率的に活用していると考えられ、株価も高くなる傾向にあります。
株式投資には必須の指標です。
これまで日本企業のROEは「国際水準に比べて低い」と言われて来ましたが、最近、高水準の会社が増えています。
「欧米並みの高ROE企業が続々誕生」という時代がそこまで来ているのかもしれません。
では、ROEランキングをご覧いただきましょう。
これを見ればROEの問題点がよくお分かりになると思います。
上位には金融機関から債務免除を受け、巨額の特別利益で当期利益がかさ上げされた会社が並びます。
このようにROEは当期利益を分子に使うために特別利益や特別損失などで大きく変動します。
スクリーニングする際に売上高を並べておくことで、こうした特殊な会社は分かります。
他にも、業績悪化で株主資本が極端に低くなり、ROEが高くなることもあります。
ROEは何年かの推移(3年など)で見ることも大切です。
これは少しもったいぶって来週ご説明することにします。
今日はまず基本のROEの作り方をご紹介します。
では、始めましょう。
- 「スクリーニング」ボタンをクリックします。
- 「スクリーニング条件の選択」から「新規(N)」をクリックします。
- 「条件式追加(A)」をクリックします。
- 「主要項目」→「連・当期利益」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
- 「主要項目」→「連・株主資本」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。
- 条件式内容の「+」を「/」に修正します。最後に、「*100」を追加します。条件式名の「連・当期利益(-1)」を「ROE(%)」に修正して「OK」を押します。
- 「No.」の「2」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。「主要項目」→「連・当期利益」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。演算子を「>」、条件値を「0」にします。続いて「OK」を押します。
※ここで当期利益が赤字の会社を除外します。
- 「No.」の「3」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。「主要項目」→「連・売上高」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。続いて「OK」を押します。
- 「No.」の「4」を選んで「条件式追加(A)」をクリックします。「主要項目」→「連・株主資本」→「前期本決算(-1)」を選んで「↑追加(A)」をクリックします。 演算子を「>」、条件値を「0」にします。続いて「OK」を押します。
※ここで債務超過の会社を除外します。
- 「オプション(O)」をクリックし、第1キーで「ROE(%)」を選び、「降順」、第2キーで「コード」を選び、「昇順」にします。
- 「件数検索」をクリックすると該当件数が表示されます。続いて「表示(V)」を押します。
- 「対象会社指定」画面で「既存グループ」→「業種(大分類)」→「全社」を選び「表示(V)」を押します。
- 「表示社数の選択」画面で「OK」を押します。すると結果が表示されます。
●ワンポイント
ROEは既存項目の中にもあります。「一般連結・財務指標等」→「連・ROE・期末(%)」です。ただ、スクリーニングを作れるようにしておくと応用がききます。ぜひ、この作り方も覚えてください。






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